新 着 記 事
 
Web piano-bravo.seesaa.net

2007年05月30日

WホワイトのCM曲(ソフトバンクモバイル)

ソフトバンクの携帯電話のCMは、クラシック続きでウホウホ!
WホワイトCM曲は、最近、チャイコフスキーのバレエ音楽に変わったみたいです。
  もしもしもしもし、わたしだけど。  ・・・無駄にもしもしを2回言ってみたかっただけ。
2匹の犬が 隣同士でしゃべってるCMです。
他にも、同じ音楽を使ったのが 何パターンかあるみたい。
[追記:ホワイト家族24のCM曲も、同じ曲です。上戸彩ちゃん、お兄ちゃんは予想GUY役の外人さん、で、何故に犬がお父さん? 大爆笑]

ダブルホワイトのCM曲は、今回の、
チャイコフスキー作曲 バレエ <くるみ割り人形> より、「葦笛の踊り」
   ↑
その前が、
プロコフィエフ作曲 子供のための音楽物語 <ピーターと狼> より、ピーターの主題の部分
   ↑
そのさらに前が、(福岡ソフトバンクホークスの野球選手たちが出てた時のCM曲。)
ドリーブ作曲 コッペリアのワルツ。バレエ <コッペリア> より

SoftBankのCMは、ホワイトプランだの、Wホワイトだの、いろいろあってよくわからないんだけど(笑)、ここのとこ 結構短いサイクルでCM曲かえてるみたいですね。
プロコフィエフ うほー! だったのに、とうとう私は、ピーターと狼 バージョンのCM、テレビで見ることができないうちに変わっちゃいました。 うぐぐ・・・。
キャメロン・ディアスや、ブラット・ピットが出てるCMや、同じプロコ様でも、ロメジュリ=予想外犬のCMは見られたのになぁ。

と嘆いていたら、ソフトバンクモバイルのサイトでCM動画を発見!!
  CM映像は こちらからhttp://mb.softbank.jp/mb/campaign/3G/cm/
前に探した時は 探し方が悪かったのか、発見できなかったんで、ようやく、ピーターと狼バージョンも見ることができました、感激です!
もちろん、新CM、くるみ割り人形バージョンも見られまーす。
でも、んっ? 企業のサイトだと、CM楽曲が、序曲 って書いてあるんだけども???

バレエ <くるみ割り人形> Op.71 より、「あし笛の踊り」 1892年作
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー (1840.5.7 − 1893.11.6) ロシア
 (当時 ロシアで使ってたユリウス暦から、現在の暦に変換した日にちにしてあります)
チャイコフスキーの三大バレエ曲、「白鳥の湖」 「眠れる森の美女」では、「くるみわり人形」 が一番晩年の作品。

バレエ・くるみ割り人形 のあらすじ
クリスマスの夜、クララ(または、マーシャ)は、くるみ割り人形をプレゼントされます。
真夜中。くるみ割り人形率いる おもちゃの兵隊 VS ねずみ軍 の戦い。
そして、くるみわり人形 VS ねずみの王様の、一騎打ちへ。
クララが投げつけたスリッパのおかげで、くるみ割り人形の勝ち〜。 ネズミ軍退散。
(おぃおぃ、一騎打ちに横槍入れちゃぁ ずるいだろー!)
胡桃割り人形は、美しい王子様に変身。 お礼に、クララを お菓子の国のお城に連れて行きます。
お菓子の国では、チョコレートの精だの、コーヒーの精だの、お茶の精だの、歓迎の踊りが繰り広げられ、葦笛の踊りもその一つ。
(なんだか、浦島太郎の竜宮城みたいだなー。 帰っても ばーちゃんになっちゃったりはせず、結局は クララの夢だったのでした、チャンチャン。 お菓子の国で華やかなまま終わるバージョンもあり。 バレエは いろんな版があるので、だいたいの流れだと思ってください。)

ピアノ編曲版
チャイコフスキーの 「くるみわり人形」 は、作曲者自身による、ピアノ編曲版があります。
チャイコフスキーの3大バレエで、本人編曲のピアノ版が残っているのは、この「くるみ割り人形」だけ。
全音からピアノ譜が出版されているので、簡単に手に入ります。
バレエより先に、オーケストラの演奏会用組曲が先に初演されてまして、この全音ピアノ譜も それと同じ 8曲構成になっています。
小序曲、行進曲、こんぺいとうの踊り、トレパーク(ロシアの踊り)、アラビアの踊り、中国の踊り、葦笛の踊り、花のワルツ。 以上8曲。

予想外だ!CMの時の、プロコフィエフ作曲 「ロメオとジュリエット」 のピアノ版もそうでしたが、作曲者本人によるピアノ版だと、オーケストラを忠実に再現することより、ピアノならではの編曲、もっと自由なものになってます。
全音楽譜出版による難易度では、中級 第4課程に分類。 実際は、もう少しラクに弾けると思うけど。 あし笛の踊りは、この曲集の中では 弾きやすい部類に入るかな。
葦笛の踊り、金平糖の精の踊り、花のワルツ あたり、有名どころは 子供の発表会曲に使ったりもしています。
「こんぺい糖の精の踊り」 は、のだめカンタービレのBGMでも、しょっちゅー登場してましたね。
アニメ版のだめでは、ポピュラーアレンジされた 金平糖♪ が使われています。
「花のワルツ」 は、TV、CMなど、耳にする機会の多い曲でしょ?
現在放映中のだと、リクルートエージェントのCM曲が、「花のワルツ」 です。 スーツで空中ブランコの映像のだよん。
去年の夏あたりは、バーミヤンだったっけ?翡翠麺のCM曲だったし、浅田真央ちゃんも 「花のワルツ」 使ってたことあるよねー。

E.T.A.ホフマン
バレエ 「くるみ割り人形」 の原作は、E.T.A.ホフマンの 「くるみわり人形とねずみの王様」。 これを、アレクサンドル・デュマが、フランス語で翻案したのをもとに、台本が書かれたそうです。

E.T.A.ホフマン (エルンスト・テオドール・アマデウス・ホフマン) と言えば、以前やってた 野球選手登場のホワイトプランのCM曲、バレエ <コッペリア> も、ホフマンの小説によるもの。
「コッペリア」 の原作にあたる、E.T.A.ホフマン作 「砂男」 は、結構グロいので、あくまでも下地にして、楽しいコッペリアに変わった感じですが。
こんなところで、何気にホフマンつながり。 まさか、狙ってCMにしたわけじゃないよね?

E.T.A.ホフマンは、ドイツ文学の世界で名を残してるけど、本業は裁判官。 なのに、作曲、絵画、音楽評論、何でも第1級でこなしちゃうすごい人だったそうです。
歌劇場の音楽監督なんかもしてて、自作のオペラの指揮どころか、演出、舞台美術、機械仕掛けまでやってのける万能ぶり。
私は 曲聴いたことありませんが、モーツァルトとベートーヴェンとウェーバーとをミックスしたような音楽だった とのことです。 ずいぶん大作も たくさん作曲してたみたい。
本人としては、作家よりも、作曲家で大成したかったような感じがしないでも・・・。
オールマイティの芸術家だった ということにしとこ。

美少年時代のヨハネス・ブラームスくんが、ホフマンの著作に傾倒しています。
ホフマン創作の登場人物 ヨハネス・クライスラー楽長 にあやかって、自分のことを、若きヨハネス・クライスラー2世 なんて署名してみたり。
自分が読んだ本で 気に入った文章を書き出したノートを、「若きクライスラーの宝物の小箱」 などと名づけてみたり。 かわゆい(笑)。
ブラームスは、20歳くらいになっても、鉛の兵隊さんを並べて遊んだりしてたって話なので、もしや、くるみ割り人形ごっこ なんてのも? おもちゃの兵隊さんと ねずみさんの戦いっ! ぎゃぼー!!

シューマンのピアノ曲 「クライスレリアーナ」 も、E.T.A.ホフマン関連
書籍商の息子だったシューマンも、ホフマン文学からの影響が大きいとされている方です。
ホフマンさんは、ヨハネス・クライスラーのペンネームで 音楽評論なんかも書いていて、「クライスレリアーナ」。
おまけ。 シューマンの 「クライスレリアーナ」 は、ショパンに献呈されています♪
シューマンも音楽評論家として、ショパン本人が 逆にしらけるほど、ショパンの曲を ぶらぼー! したりしていらっしゃいましてね。

さらに、こじつけ。
チャイコフスキーとシューマンも、最初は 法律の勉強をしていた方々。
ホフマン、チャイコフスキー、シューマン、法科つながり。
シューマンは 大学中退しちゃったけど、チャイコフスキーは 法務省でお勤め生活経験者。

さらに、さらに、こじつけ。
ブラームスとチャイコフスキーは、お誕生日が一緒♪ チャイコフスキーの方が 7つ年下。


くるみわり人形より、葦笛の踊りを ダウンロード&試聴♪
  Sir Thomas Beecham/Royal Philharmonic Orchestra『Tchaikovsky: Symphony No.4, Nutcracker S...
No.11が、あしぶえの踊り。 WMAで試聴♪

チャイコフスキー くるみ割り人形 を試聴♪
☆オーケストラ全曲版で 試聴♪
  Tchaikovsky: The Nutcracker; 1812; Francesca da Rimini; Romeo and Juliet
試聴用サンプル ディスク2−14が あし笛の踊り。 16が 花のワルツ。 19が金平糖の精の踊り。
☆2台ピアノ編曲 組曲版で、試聴♪ (作曲者以外によるアレンジ)
  Tchaikovsky: Piano Concerto No. 1; The Nutcracker Suite
試聴用サンプル10が 葦笛の踊り。 6が こんぺいとうの踊り、11が 花のワルツ。
下で、同じCDの国内版をご紹介しています、アルゲリッチのCD。 曲名の確認はそちらで。


チャイコフスキー くるみ割り人形 おすすめCD 楽譜

   

左から:
*くるみ割り人形 全曲版 2枚組み。
*くるみ割り人形 組曲版 と、チャイコの交響曲第5、第6番、ロメジュリ入り。2枚組み。
*2台ピアノで聴く、くるみ割り人形。 ピアノ協奏曲第1番と一緒に。
*チャイコフスキー編曲による、ピアノ楽譜。


ドルチェの関連記事:
  ・プリマダム で チャイコフスキーの三大バレエ
  ・アクオス携帯のCM曲は? 予想外だ! (プロコフィエフ ロメオとジュリエット)
  ・ホワイトコール24のCM曲をピアノ編曲で (プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」) ピアノ版。
  ・「ピーターと狼」がCM曲に(プロコフィエフぶらぼー!)


posted by ドルチェせんせ at 02:49| Comment(6) | TrackBack(0) | あの曲は何? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今回バージョンのWホワイトは、何故かテレビでお目にかかれませぬ。
なのでサイトで見ました。"予想外"のときのインパクトはないけど(笑)、
いい感じで見事にBGMとして景色に同化してる気がしました。
クラシックの良いところですね♪

チャイコフスキーとシューマンは法律系ですか!
法務省→音楽家になれるもんなんですね。ビックリ。
Posted by Haru at 2007年05月31日 23:51
Haruさん
WホワイトもしもしCMは、先週ののだめアニメの最初に録画されてて、思わず何度も見ちゃいました。
45分ぴったりにCM放映されたのでしょう。ラッキー☆でした。
ほんと、予想外の時ほど、CMお目にかからないし、ちょっと印象薄いかも。
でも、わんこ達のほのぼのした映像を邪魔しない音楽、いい感じです。

音楽家じゃ食っていけなさそうだし、親御さんとしては、安定した職業への道を望むもんなんでしょうねぇ。あの時代のロシアは特に。
チャイコフスキーは、役人しながら音楽の勉強を、その後、ようやくロシアで設立されたばかりの専門機関、ペテルブルク音楽院の第1期生になるので、一応ロシアの音大生のはしりみたいな感じでしょうか。
Posted by ドルチェ at 2007年06月01日 08:36
俳優の石立鉄男さんがお亡くなりになったそうです。享年64。まだ若いのに。

石立さんといえば、クラシックがらみでは、「何が少女に起こったか」(タイトルこれでよかったかな?)
コンクール課題曲のショパン「革命」をめぐって、賀来千賀子とグルになって、キョンキョン(小泉今日子)をいびってた気がします(余り見てないのでこれくらいしか記憶がない…)。

ご冥福をお祈りします。
Posted by tn at 2007年06月02日 06:35
そういえばチャイコさんは、

そっち

のご趣味をお持ちなことは有名ですが、彼から見て、
美少年ブラームスくんはどうだったのでしょう?(笑
Posted by tn at 2007年06月02日 06:43
今日6月2日は、エドワード・エルガー (1857–1934)の150回目のお誕生日だそうです。
地元イギリスのBBCは盛り上がってるようだが、世界的には盛り上がってない気がする(苦笑)
http://www.bbc.co.uk/radio3/classical/elgar/index.shtml

彼の代表作(というか、わたしはそれしか知らんがな(^_^;))の「威風堂々」の原題はPomp and Circumstanceって言うんですけど、これって、シェークスピアの「オセロ」で、主人公のオセロのセリフに由来しています。と嫌味な薀蓄を傾けておこう(笑
Posted by tn at 2007年06月02日 16:26
tnさん
石立鉄男さん、ほんとに、まだお若いのに。 お顔が浮かんでこない・・・(汗)。

チャイコさんとブラームスが会ったのは、美少年ではなく巨大化してからなので、変な恋心を抱かれる心配すらなかったと信じています(爆)。
チャイコフスキーによる不愉快な人物リストでは、「ブラームス=芯から自惚れた詩情の乏しい男」だそうで、まわりくどい音楽で悪かったね! ふんっ。
私からすりゃ、チャイコさんの方がよっぽど、独りよがりの変態。でも、ところどころ素敵だから許してあげよう(笑)。

エルガーさん、お誕生日だったのですか。全く知らなかったです。
威風堂々、シェイクスピア絡みなんだー。
正直、全く興味のわかないお方なんですが、千秋&のだめの、ヴァイオリンソナタは良かったですよー。 私も、フランクのカップリングで入ってたおかげで 聴いたことあっただけでしたけども。
記念イヤーといえば、練習曲でおなじみのチェルニーさんの命日が、気になっています。そのうち調べようと思いつつ、半年が経過(笑)。
Posted by ドルチェ at 2007年06月03日 22:48
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
カテゴリ別:投稿記事一覧表へ ← 他の記事も見る → 新着記事一覧・トップページへ



×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。