オーケストラなしでの練習風景は あんな感じで、コンクールや オーディションなんかでも、規模が小さいのだと、オケ部分は ピアノ伴奏だったり、エレクトーンみたいな 電子オルガン伴奏で代奏したりします。
お楽しみの演奏シーンは、第1楽章の最初から通しで 3分ほどやってフェードアウト。
2回演奏して気絶したとかで、床に転がって熟睡のだめの図で おしまい。
前回、千秋のコンツェルト演奏シーンが やたら長かっただけに、なんだかとてもあっけなく。
あぁ、もっと濃厚に攻めてくれなきゃ、いやん(笑)。
のだめの演奏に合わせ、ピアノソロパート 最初の1和音だけ 楽譜をわざわざ提示してくれる 変なサービス付き。
1番下には 2分休符、1番上には テヌートの記号まで きっちり書き込むこだわりぶりだったけど、残念ながら、あれじゃ2段の5線に乗った だんご・・・(笑)。
上の段は ト音記号、下の段は ヘ音記号、それから 調号 シとミとラに♭フラット(半音下げてね) が付いてるつもりで見て下さいねー。
5線譜の頭に、ト音記号とか ヘ音記号とか 音の高さの基準を示す記号書かないと、ドレミわかんねーぞ。 音の高さ不明の リズム譜になっちゃいます。
と、また意地の悪いつっこみをしてみたり。
PP(ピアニッシモ) の記号は、のだめが無視したのを反映して、あえて書かなかったのかも。
えーと、記号を書き始める位置で、ト音記号ならソ(日本音名のト)の音の場所、ヘ音記号ならファ(日本音名のヘ)の音の場所を、指定しているのデス。
ト音記号は 下から2本目の 第2線から、ヘ音記号は上から2本目の 第4線から、決まった位置に書きましょう! 位置ずれると、本当は ドレミもずれて読むことになります。 教わった?
ついでに、のだめカンタービレのロゴみたいなのにデザインされてる ハ音記号は、窪んでる部分が真ん中のド(日本音名のハ)の場所になります。
日本音名については、トホヘニハホ!? なんじゃらほい 日本音名の話 の記事で。
製作側としては、左手に10度の広い音程があるってのを 図解しようとしてくれたのかな?
これが届く人でも、2小節目以降の 内声にもう1音ずつ増えた和音だと押さえられなくなって、指が届かない人は、いろんな誤魔化しの術?を使います。
千秋さまの時も、のだめの演奏も、2小節目以降は、ファっふぁずらしの術を使ってます (ドルチェが勝手に命名)。
この辺りの話は、ラフマニノフの自作自演を試聴 (のだめ曲) ドラマ版の時に書いたので、始めましての方は 読んでみて下さいね!
ドラマ版でのラフマニノフ2台ピアノ対応記事は、のだめカンタービレ第6話☆感想文 こちらもご一緒にどーぞ。
あと、佐久間さんの くさ〜い雑誌批評文にのせて、千秋が弾くラフマニノフの回想シーンが出てくるので、そこでもう一度、第1楽章最初の方だけ聴けます。
うー。 もっと 第3楽章とか、別のところもやってほしかったなぁ。 普及の大チャン〜ス! と楽しみにしてたのにぃ。
その他、アニメのだめカンタービレLesson12では、彩子の声楽レッスンに絡めて、モーツァルトのオペラ 「コシ・ファン・トゥッテ」 の説明をしてくれます。
ラフマニノフピアノ協奏曲のお話は、あっけなく終わり、あっという間に新年あけおめ なのでした。
卒業試験の話題になっていきます。
長いので、分割します。
千秋の卒業試験曲については、次の記事に続く。
前回の8分にわたる演奏は、やっぱり改編期サービスだったのか・・・。
そのわりに、コシ・ファン・トゥッテの説明が思ったより長かったような。
左手の10度が届く人が弾くこの曲を、ぜひ見てみたいです〜。
(指があんまり開かない私にはありえないです)
ねー、短かったですよねぇ。 前回ので、ラフマニノフは、特に力入れて売る戦略なのかと期待しすぎてただけに、予想外でした(笑)。
ピアノな人々が、ピアノ曲アピールされると嬉しいように、声楽な方々は、今回のコシの待遇喜んでたかな。
やっぱ、肉厚のでか手で、余裕たっぷりな音で弾いてるのって素敵よね〜。
女の子でも詰め物入った10度ガンガンとれる子とかいたんで、ほんとに羨ましくて羨ましくて、たまらなかったです。