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2007年02月22日

ベートーベン交響曲第3番「英雄」+英雄変奏曲

ひさびに のだめ関連記事デス。
アニメ版のだめカンタービレ、第6話まで見ました。

ただ今、Sオケは、ベートーヴェンの交響曲第3番 「英雄」 を練習中です。
ドラマ版では 交響曲第7番でしたが、原作マンガ通り 3番の 「エロイカ」 が登場したってことだそうで。(私は マンガ読んでないから、詳しく知りませ〜ん)
ということは、のだめのピアノバージョン 「英雄」 も期待できるってことでしょうか?
これはもう、「メフィストワルツ」や、超絶の 「鬼火」 などで、のだめファンにはおなじみ!?の作曲家 リスト編曲で、ベートーベン交響曲ピアノ版を試聴♪ して、予習しておいていただくっきゃないですね!
試聴♪はこちらの記事で → ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」ピアノ版 試聴と楽譜

ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」(シンフォニア・エロイカ) Op.55 変ホ長調
1803〜4年春作曲 ベートーベン34歳くらい

のだめアニメでも、ナポレオンがどうこう 話題になりましたが。
「英雄」は、ナポレオンに献呈するつもりで、表紙には 「ボナパルト」 の文字、ウィーンのフランス大使を通じて パリに送る準備をしていました。
ナポレオン・ボナパルトは、ベートーヴェンより1歳年上。
貴族社会をぶち壊し、民衆に自由と平和をもたらす英雄のように感じて、熱狂していたようです。
ところが、ナポレオンは フランス皇帝に即位してしまい・・・
暗記するなら、「いばれよ(1804) 皇帝ナポレオン」 ってヤツですね。  同時に ベートーヴェンの第3シンフォニーの作曲年も覚えられます(笑)。
「あいつも俗物にすぎなかった。 いずれは民衆の権利を踏みにじって おのれの野心を満足させ、暴君になりたいんだ!」 と怒り狂い、第3交響曲の表紙を引きちぎり、床に叩き付けるベートーベン・・・
みょーに似合いすぎるエピソードですが、残念ながら 実際は、タイトルや献呈文を ペンでぐちゃぐちゃに消し、 「英雄交響曲、ある偉人の思い出をたたえるために」 と表紙に書き加えた形で、楽譜が残っています。
ナポレオンへの献呈は中止。 出版前に間に合って良かったね!って感じ。
お子ちゃま時代の伝記本に 英雄交響曲の直筆譜表紙写真が載っていたので、私も一応見たんですが、真っ黒けーの ぐちゃぐちゃに消してあって、すごい筆圧で 勢いあまって穴があいちゃったような、う〜ん、なんかすごい怒ってたっぽい感じはします。

Sオケのみなさんが、ジミヘン弾きパフォーマンスをする第2楽章は、「葬送行進曲」
(追記:第6話の練習風景では 第2楽章だけど、第7話の定演本番では 第1楽章でジミヘン)
交響曲に葬送行進曲を入れるってのも、それまでの常識からすると ぶっ飛び発想。
第1楽章だけでも15分くらい、全4楽章では50分くらい、当時の交響曲としては 異様な長さ。
初演では、長すぎる! 早く終わらせろ! やめてくれたら もう1クロイツァー払ってやるぞ! などと、野次が飛びまくり、拍手する観客は まばらだったそうで。
あまりに大胆すぎて、聴衆はついていけないような感じだったのかな。

「英雄」 の第4楽章は、その3年ほど前に書いた バレエ 「プロメテウスの創造物」 の終曲と 同じ主題を使った変奏曲です。 アニメでも演奏してくれるといいなぁ。
この主題のメロディー よっぽど気に入ってたのか、ピアノ独奏用の変奏曲までございまして。
通称 「英雄変奏曲(エロイカヴァリエーション)」  15の変奏曲 Op.35 変ホ長調
このピアノ曲は、1802年作。
よーするに 英雄交響曲よりも前ってことですが、プロメテウスの・・というより、英雄の・・と言ったほうが、そそられる人が多いでしょ? ってことなんだろーね。
「プロメテウスの創造物の主題による変奏曲とフーガ (英雄の主題による変奏曲とフーガ)」 などの題名になってることが多いかな。 こーゆー時こそ、作品番号Op.を活用して探しましょう!
英雄ファンの方は、ピアノ曲もチェックしてみてはいかがでしょうか?
第4楽章の感動が蘇ること間違いなし! (・・・ってことにしておこう)
主題の低音部分、み♭ー し♭ー し♭ー み♭ー・・・♪ が先に登場して ごちゃごちゃやってから、
そーみ♭ れーふぁ ら♭ーふぁ み♭ーそ・・・♪ と主題のメロディーが出てくる 流れは一緒です。
試聴♪ はこちらから↓ ピアノ曲 英雄変奏曲
Beethoven: 15 Variations & Fugue, Op. 35, "Eroica"; 6 Variations in F, Op. 34, etc.

他にもう1曲、英雄以前に 同じ 「プロメテウスの創造物」 の主題 を使った小品があるけど、そっちは知らない。
とりあえず、「交響曲第3番」 をもって、この主題 やっと打ち止めになったようなので、ベートーベンさんとしては、これで満足したってことなんでしょうかね?
うちにあった 「ベートーヴェンピアノ変奏曲集」 なる楽譜に、たまたまこの曲も入ってたっちゅー程度なので、詳しくは知りません。 あまり、興味が・・・(爆)。

のだめのせいで、バレエの内容が知りたくなっちゃったので、こんな本を見てみた。「バレエ音楽百科」
これによると、ベートーベンにとっては、プロメテウスも英雄だったようで。
プロメテウスは、人間を創造し、無知な人間に芸術や科学を与え目覚めさせたお方として 描かれます。
ベートーベンは、プロメテウスのことを 人類を悲しみから解放した英雄として 崇めていた、とのことです。
プロメテウスさんについては、ギリシャ・ローマ神話などを読んでみてね。書くのめんどくさい(笑)。
神話では、人間に良くしてやったせいでゼウスの怒りをかい、超残酷な目にあうんですが、その辺も 不屈の精神みたいなのと被るのかも。


あと、過去記事再利用シリーズ。 アニメ版のだめカンタービレ第6話登場曲
桜パパが、へったくそなヴァイオリンで弾こうとしていたのは、たぶんこの曲。
エルガーの「愛の挨拶」エプソン リビングステーション の CM曲は? の記事で。
すっごい破壊されてましたね(笑)。 名器も台無し。

千秋の頭に浮かんだ 貧乏イメージ画像、マッチ売りの少女とともに流れた曲については
「輪舞曲〜ロンド」チェ・ジウが ヴォカリーズを弾いてたね の記事で。
ドラマのだめカンタービレでも BGMとして登場してます、この曲。ラフマニノフだし〜。


ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」おすすめCD&試聴♪

    

左から:
*それぞれの楽章の冒頭部分で試聴♪できます。3番と8番入り。セル&クリーブランド管
*とりあえず安かったので!?カラヤン。
*これからのだめアニメで登場してきそうな曲目のチェックもできそう。
*カツァリスさんのピアノ版、英雄。


ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」 をダウンロード&試聴♪
Otto KlempererOtto Klemperer『Beethoven : Symphony 3/Leonore Overtures 1 & 2』
収録曲名をクリックすると、1曲ずつのダウンロードもできます。


(追記2/26:英雄ピアノ版についての部分、記事分割しました。)



posted by ドルチェせんせ at 07:10| Comment(10) | TrackBack(0) | のだめカンタービレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 お久しぶりです。最近コメントしてなくてすみませんでした(VΩдΩ)
 のだめ記事、待ってましたよ!! 画像見れない&試聴できないのが残念なんですが…(携帯から見てるので)。「英雄」は聴いたことあります、どこかで。ピアノver.も今度パソコンで聴いてみます。
 木曜日って塾があるんです。だから毎週、「これが終わったらのだめ♪」って思って乗りきってるんです(笑)
 今更ですが、過去の記事、見させていただきました!! いろんな作曲家のこととか、カツラのこととか面白かったし、勉強になりました。伝記とか昔のことを聞くの凄く好きなので、嬉しかったです。これからも楽しみにしてます!!
 今日(正確にいうと明日)のだめですね。楽しみです((( ´艸`)
Posted by なんねる♪ at 2007年02月22日 20:38
やっぱり!私の予想は大当たり〜でした♪(わかるって?)

どうしてもドラマの影響で、ジミヘン弾きといえば7番になってしまっているので、コミック読んだときには、「えっ、3番?」とビックリ。でも3番もいいですね。ホントに、ちと長いけど。
リスト編曲のピアノ版、いいですねー。交響曲のピアノ版があること、以前のドルチェさんの記事から習いましたよ。そういうのあるって知らなかったので。

コミックの詳しい内容はナイショです(笑)いや、そんなに変わんないですけど。
今夜の放送をお楽しみに〜(^.^)
Posted by Haruka at 2007年02月23日 00:12
なんねる♪さん
こちらこそ、アニメでは、のだめ記事少なくてごめんなさいね。
やっぱ、息抜きというか、自分へのごほうびってか、塾の後のちょっとしたお楽しみは大切ですよね! のだめがやる気アップにつながってるなら、良いことだわ。
これが終わったら・・・って思うからこそ、がんばれるんだよね。学生時代が懐かしー♪
のだめ以外の過去記事も読んでくださったのですね。とっても嬉しいです。
私も、小さい頃から伝記大好き継続中、偉人さんも普通に生活してた部分をのぞかせてもらうと、ますます好きになっちゃいます。人間くさくて、変人ぞろいで、ほんと魅力的(爆)。
近寄りがたい天才の曲弾いてると思うより、ずっと楽しくって、愛が芽生えます!?
う、早くのだめ第7話見なきゃ・・・
Posted by ドルチェ at 2007年02月24日 01:44
Harukaさん
さすが、大正解でしたね♪ (あたりまえってか?)
7番だったからこそ、クラシック興味なしの人の心までつかめたような気がしないでもないけどね。
交響曲のピアノ版、授業の空き時間に図書館で楽譜借りて、レッスン室借りて、遊んだりしたんですよー。 みんなで分担して、しっちゃかめっちゃかに遊んで、楽しかったなぁ。 全員ピアノ弾きって、気持ち悪いけど、すっごい便利な環境だなぁと思った(笑)。
作曲家さんたちも、簡単にオケで音を鳴らせるわけじゃないから、ピアノで交響曲弾いて、親しい人たちに聴いてもらって手直ししたりしてたみたいです。
便利な節約楽器よね、ピアノって。一人オーケストラ。
ドラマより、アニメのがコミックスに沿ってるそうですね。 怒り爆発!な改変があった時は、ぜひたれこみ情報くださーい。
Posted by ドルチェ at 2007年02月24日 01:53
ご無沙汰です。
先週は発熱のため、ネット落ちしていました。
お陰で、雑用が山のごとく溜まっていて、
も〜どうしましょう・・・

ところで、久々に着てみたら、
今日はこちらのHPすべて表示されました。
今まで、アマゾンリンクの画像が(特に最後の)
まったく表示されなかったのですが、
今日はきれいに並んでいます。うれしい〜

のだめアニメもためてて見ていないのです。
7番じゃなくて、3番なんだ。

試聴聞きました。
カツァリスさん、本当に指10本?
Posted by あるまんど at 2007年02月25日 08:53
検索サイトのgooが「印象に残るクラシックランキング」っていうのを載せています。
この顔触れ、順当か?意外か?

http://ranking.goo.ne.jp/ranking/025/classic_impact/&f=news&LID=news
Posted by tn at 2007年02月25日 09:14
あるまんどさん
体調不良あけの雑事たまりまくり、つらいところですね。
体はもう大丈夫? あまり無理しないようにお大事に。
今頃やっとですが、うちもようやくDVDレコーダーを購入し、ハードディスクに録りだめしても探しやすくなったせいで、録画たまりまくりです。
便利なのもいいんだか、悪いんだか。ビデオの時のように次を焦る必要もなく。
ドラマの時と違って先が気にならないのもあって、のだめアニメはつい後回しになり、記事書くために必死に見た次第(汗)。
画像表示されなかったの、何だったのかな? うー、わかんないっすー。
カツァリスさんすごいですよね。 学校の図書館で友達とダブルヘッドフォンで聴いたことありまして、思わず顔見合わせて笑いをこらえるのが大変で、肩揺れっぱなし。何じゃこれ?って(笑)。
Posted by ドルチェ at 2007年02月26日 00:43
tnさん
なんじゃこりゃ(笑)。
あ、でも、プロコさままで入ってる。
CMやTVの影響力ってすごい。
Posted by ドルチェ at 2007年02月26日 00:56
ドルチェさん、こんばんは♪

バレエ 「プロメテウスの創造物」ですか…題名を聞いただけで ノックアウトされそうです…!(笑)
“プロメテウス”というと、スクリャービンの交響曲(ピアノ協奏曲風ですね)が有名ですが…
ベートーヴェンも書いていたとは知りませんでした!

ベートーヴェンの交響曲と序曲以外のオケ曲は なかなか演奏される機会に恵まれませんね。
「ウェリントンの勝利」なども 楽しい曲だと思いますが〜
Posted by sumito96 at 2007年02月26日 21:35
sumito96さん
あら、「プロメテ」好き? スクリャビン萌え?
それとも、プロメテウスさんファン?
ベートーヴェンがみょーに執着してた英雄のテーマの原点っちゃどんなもんなのか、「プロメテウスの創造物」の終曲、一度聴いてみたいんですけど、うちにもこれの序曲しかありませんでした。
これすら交響曲のついでに入ってたラッキー!ってな感じで、ほんとご縁のない分野で。
「英雄」のような変奏曲ではなく、ロンド主題のような扱いをされるらしいんで、興味津々なんですが、買ってまで聴きたいってほどでもないし、テレビかなんかでタダ聴きできるチャンスが巡ってくるのが待ち遠しいです。
スクリャビンのも、色光ピアノっちゅーか、照明つき版テレビで見られました。CDじゃ色見えないもんね。テレビってありがたい。
Posted by ドルチェ at 2007年02月27日 01:56
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