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2006年11月08日

ベートーヴェン交響曲ピアノ版☆のだめ第4話

のだめカンタービレ第4話は、Sオケによる 変態パフォーマンス 「べト7」 に、超 笑わせていただきました。
ベートーベンの交響曲第7番のことを、リストは 「リズムの神格化」、ワーグナーは 「舞踏の神格化」 「リズムの饗宴」 「あらゆる自然を通して、あらゆる生命の流れと海原を通して、我々を連れ込んでしまう酒神バッカスの愉悦の力」 などと表現。
シューマンの義父 フリードリヒ・ヴィーク (シューマンの妻クララ・ヴィークは大ピアニスト、その父。 夫妻のピアノの師匠にもあたります) は、「酔っ払った時に作曲したんじゃないの〜? 特に第1楽章と、第4楽章」 と言ったとか。
リズミカルな曲に合わせて、みんなで酔っぱらい化しても、しょうがなかったりして!?
Sオケの饗宴、いや狂宴、狂演。 お祭り騒ぎ的な楽しさがある曲ですね。
リストは1811年、ワーグナーは1813年、シューマンは1810年生まれ (義父は1785年生)。
ベートーヴェンの第7シンフォニーが完成したのは 1812年(41歳)、ちょうど ロマン派世代の彼らが 生まれた頃の曲なのかー。
第7番は 初演の時から大好評で、短期間に何度も再演され、その再演時に 一緒に初演された第8交響曲が、あまりの第7フィーバーぶりに 霞んでしまったほど。
なので、あの後 演奏したAオケの第九は、不利だったかもしれませぬ。
ポスターによると 第九は1、2楽章だけの演奏で、「よろこびの歌」 な合唱の4楽章は出てこない。30分くらい。  さらに、突如、指揮を押し付けられた大河内くんが、びびって こけ・・・
千秋たちの第7番は、演奏会シーンでは 1楽章の途中で4楽章に切り替わりましたが、ポスターには 特に指定もなかったし、おそらく全楽章演奏したって設定なのでしょう。40分くらい。
時間的にもSオケのが長いし、シュトレーゼマン、何かをたくらんでいるのか?
謎のエロおやじです・・・

で、悩める指揮者千秋を 目覚めさせ 救ったのは、のだめのピアノ版交響曲
替え歌 楽しそうでしたね。 言葉が聞き取りづらくて、ちょっと残念だったけど。
ということで、今回は、 「のだめカンタービレの登場曲を ピアノソロで弾く」 ってのをテーマに書いてみようかと思います。(前置きが長かったねー)
ドルチェもさー、着眼点には 苦労してんのよ〜(笑)。

まずは、ベートーヴェンの交響曲第7番 ピアノ編曲
のだめは Sオケの練習を聞き覚えて ピアノで弾いてるって設定でしたが、リストが、ベートーヴェンの交響曲全9曲 編曲してくれちゃってるのもあります。
こっちは、多重録音疑惑が出るくらい濃いらしい。 私は楽譜持ってないので聞きかじった話です。
リストさんってば、自分の曲だけじゃなく、他の作曲家さんの曲も バリバリ編曲しまくりでさー。
ブタペスト版と呼ばれている、新リスト全集の楽譜では、ピアノ独奏用の 改編曲と編曲ものを集めた 第2シリーズだけでも全24巻も出ています。(第1シリーズ:ピアノ独奏曲は全18巻)
この巻数だけでも、すごいいっぱいありそうな感じは伝わると思いますが、「ピアノ・レパートリー事典」 って本で 曲名確認してみると おもしろいかも。 途中で見るのうんざりする可能性大(笑)。

このリスト編曲のベートーヴェンのシンフォニーに、さらに音加えて弾いちゃってるのが、ピアニストのシプリアン・カツァリス。 しかも全曲CD出してます。
ベートーヴェン交響曲全集 リスト=カツァリス編
のだめでお馴染み第7番と1、2、3番は ベヒシュタインでの演奏。
第5番 「運命」 は、スタインウェイでの演奏。
シュトレーゼマンがAオケを振ってた 「第九」、あと4、6、8番は、カツァリスさん特注の マーク・アレンとかいうピアノを使って録音しているそうです。  この情報は、「ピアニストガイド」 から。
学校の視聴覚室で借りて、別の交響曲を聴いたことがあるんですが、すごかったです。
のだめのピアノ版交響曲を聴いていたら、私も カツァリス版7番がほしくなってきました。
のだめ戦略にひっかかりそう(笑)。
カツァリスさんのピアノ演奏は、普通は強調しないような 内声のメロディーを浮き立たせて おもしろい効果を出してみたり、不思議な魅力があります。
楽譜から読み取れる作曲家の意思とは違っていても、うん、それもおもしろいんじゃない? って 作曲者が言ってくれそうな感じがしてね。
超絶技巧を誇るタイプだけど、それだけじゃない、ピアノ専攻の学生には 結構人気ありました。

リスト編曲ベートーヴェン交響曲全集ピアノ版 カツァリス 試聴♪ 
ディスク5の1-4までが第7番。 交響曲第1番から第9番まで順番に並んでます。


ベートーベン交響曲第7番の楽譜  ピアノソロ譜/ピアノ連弾譜/ミニチュアスコア
Liszt: Beethoven Symphonies Nos. 6-9: Transcribed for Solo PianoLiszt: Beethoven Symphonies Nos. 6-9: Transcribed for Solo Piano
Franz Liszt
Dover Pubns 2001-11

リスト編曲ピアノソロ譜 ドーヴァー社のリプリント版なので安い

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   春秋社版もあり リスト編曲 ベートーヴェン交響曲全集 2 (2) 6番〜9番

   リスト編曲じゃないけど、2人で弾く連弾版。 ドーヴァー社リプリント
   Beethoven: Symphonies Nos. 6-9 For Piano Four Hands

   オーケストラの楽譜を見ながら聴いてみたい人へ。ミニチュアスコア。
   OGTー7 ベートーヴェン 交響曲第7番 イ長調


11月15日発売予定の のだめオケライヴCDには、のだめピアノ版ベートーヴェン交響曲第7番が入ってます。 その他、ドラマの名シーンが蘇る曲がいっぱい。
「のだめオーケストラ」LIVE!「のだめオーケストラ」LIVE!
のだめオーケストラ

ERJ 2006-11-15
おすすめ平均

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今回のヒット曲は、のだめと真澄ちゃんと龍太郎とで 千秋宅のおこたで大盛り上がり。
ご飯こぼすわ、おならするわ 大迷惑シーンで流れていた、ハチャトゥーリアンの 「剣の舞」
もとはバレエの曲ですが、ピアノソロで弾いても楽しいんで、他の登場曲も含めて、ピアノ編曲版を紹介したいと思っています。 長くなっちゃったし、続きは別記事にしようかな。
私としては、やっぱピアノ人口も増えてほしいので、のだめちゃん、もっとピアノ弾いてね。千秋クンも。 (おめーらピアノ専攻だろー。たまには練習せんかいっ。 心の声。)
ハチャトゥリアン 「剣の舞」 をダウンロード & 試聴♪

おまけ。
コンマス峰くんと、アフロ真澄ちゃんが、千秋んちに押しかけてきた時のBGM。
「愛の悲しみ」 に引き続き、また クライスラーのポピュラーバイオリン曲が登場。
クライスラー 「美しきロスマリン」 をダウンロード& 試聴♪

次週は、ラフマニノフのピアノ協奏曲をやるみたいですね。 一番有名な2番。
曲についての予習はいかが? ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 村主章枝選手フリー曲


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posted by ドルチェせんせ at 02:50| Comment(8) | TrackBack(0) | のだめカンタービレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ベト7といえば、YouTubeにあのカルロス・クライバー様の指揮による演奏がアップされました。
オケはこんせるとぎゃぼー、じゃなかった、(アムステルダム)コンセルトヘボウです。

カルロス様の「華麗な舞」が見どころです。とにかくかっこよすぎ(*^^*)

第一楽章の前半がこちらhttp://www.youtube.com/watch?v=s1qAWcd4rr0

続きは横のリンクからどうぞ。
Posted by tn at 2006年11月08日 09:41
tnさん
ちょっとぉ、ぎゃぼー!に吹いちゃったじゃないのぉ!!(笑)
おっと、様づけですね。 限りない愛が伝わる・・・
べト7の、C.クライバー人気は、ぶっちぎりって感じですね。 あ。クライバー様とお呼びしなきゃ。
おぉ、これが、新聞などを賑わせていた噂の無法地帯YouTubeですか。
横文字拒否症候群の私としては、初体験なのです。
すごいっ。こんなにタダ見できてしまうなんて。感動。  う〜ん、表情もいいですねー。
素直にラッキー!と思う反面、演奏家さんたちの権利をもっと守ってあげたいような気もして、正直びみょーですが・・・
まぁ、公開されちゃってるのは、もうしょうがないんでー、しっかりちゃっかりタダで満喫させてもらおうと思います。 しばらく遊べそう♪
Posted by ドルチェ at 2006年11月10日 08:27
こんばんは、ドルチェせんせ。7番の人気、嬉しいですね。
私は7番といえば2楽章ですね。中でもテーマ呈示直後のビオラ・チェロの「どーしーしどれーどししどど」という対旋律が好きです。「のだめオーケストラ」のアレグレット聴いてみたかった。そう言えば「第九」の歓喜の歌にもファゴットの美しい対旋律が付いていました。ベートーベンのことだから何度も書いては消し、を繰り返したのでしょうね。ホント働き者、っていうか労働者。
カツァリスの7番、うちにあるのはLPでした。CDに慣れた指にはつらい針仕事、じゃなかった針降ろし。カツァリスのCDでうちにあるのは大バッハのクラヴィーア協奏曲集でした。音の粒の細かさは芸術を通り越して腱鞘炎物。
Posted by bwv582 at 2006年11月13日 23:56
ですね〜。
千秋が2楽章がどうこう語るセリフがあったんで、いよいよ2楽章の練習開始?と、わくわくしてたのに、あっけなく定演終わってしまい残念でした。
少しだけでも2楽章流してほしかったなぁ。あれは、1発目から人を惹きつける魅力があると思います。 私もですが、2楽章のファンは多いですよね〜。
初演時にも2楽章はアンコールされたそうですが、私も始めてベト7聴いた時に思わずもう1回2楽章かけてしまったのを思い出して、笑っちゃいました。 あの対旋律の絡みの美しさには、マジでしびれます。
これまで2楽章だけで満足してたようなとこがあったのですが、のだめのおかげで全部通しで聴く機会が増えました。しっかり影響されてます(笑)。
bmv582さんがお持ちのカツァリスCDも、ベヒシュタインによる録音ですね。
私は持っていないんですが、楽器店さんからもらったベヒシュタインピアノの資料に載っていましたので。いいなぁ、ほしい。
Posted by ドルチェ at 2006年11月14日 02:08
こんばんは、ドルチェせんせ。2楽章カミングアウト大会?
私が初めて聴いたのは映画「未来惑星ザルドス(題名だけのパロディで「京都惑星ザルどす〜」というのを見たことがある)」のエンディングでした。小学生ぐらいの頃、父親がテレビで観ていたのを横で一緒に観ていたのでした。今ではストーリーも何も覚えていないのですが、最後に主人公が死んでやがて骨になっていくシーンで流れてきた曲がそのシーンと共に私の脳に刻み付けられたのでした。以来ずっと「何の曲だろう」と思っていたところ、高校生の頃に偶然第7番全曲を聴いて初めてアレグレットだと解ったのでした。その時の「あっ、この曲やったんか〜。」という気持ち、まるで世界中の疑問の答えが解ったかのような気持ちは今でも忘れられません。
Posted by bwv582 at 2006年11月14日 23:10
Sオケの第7番、楽しかったですね〜(第5話も終わったというのに、いまさらナンですが・・・)。これまた音大生さんたちが真似してそうですね(笑)
リストの編曲バージョンなんてのがあるんだぁ。知らなかった。リスト好きなんで興味津々なんですが、ウチには今ピアノがなーい!あ〜、弾いてみたいです。
Posted by Haruka at 2006年11月15日 09:05
bwv582さん
わぉ。映画のエンディングにもなってたんですね。
音楽がいいと、映像までセットで記憶に残りますよね。
音楽鑑賞ついでに映像まで浮かんできてしまって、ついうるうるしちゃったり。
思いがけず何の曲だかわかってしまうと、やっと会えたね、会いに来てくれたの!的なときめきと、何とも言えない安堵感、不思議な感動がありました。
必死に探して知った時よりも、穏やかな感動がじわじわ拡大していくような満腹感。
最近は、試聴で容易に見つけられたりして、そんな感動も減りつつあるかも。
bwv582さんと、ベト7は、ご縁の深〜い曲なのですね。 素敵だわ♪
Posted by ドルチェ at 2006年11月16日 02:47
Harukaさん
相変わらず、忙しそうですね! やっと見られました?(笑)
もう、この際ですから、レンタルピアノで遊んじゃいましょーよー。
私も、のだめに曲が登場する度、つい楽譜ひっぱり出して遊んじゃいます。 影響されまくり。 のだめ風マネして、ウケを狙ってみるとか。
リストの編曲ものは、すごい数ですから、編曲した曲名見るだけでもゲフゲフしちゃいますよぉ。
オペラの編曲ものもいっぱいありますしね。
私も、リスト編曲のベートーヴェンシンフォニー楽譜、ほしくなってきちゃって(笑)。
Posted by ドルチェ at 2006年11月16日 02:52
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