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2006年09月30日

ポロネーズとは?(ショパンの)

ポロネーズは、ポーランドの宮廷で、儀式などの際に、行列を組み 荘重に踊られていた 3拍子の舞曲です。
テンポは、遅すぎず 速すぎず 中くらい。
タンタタ タンタン タンタン の基本リズムを持ち、
タタタタ ターン タ (ターン のとこ、2拍目にアクセント) などと、
フレーズの終わりが弱拍に落ちるような終止形を持つのが特徴です。(女性終止)
ショパンの 「軍隊ポロネーズ」 を思い浮かべてもらえると、わかりやすいかと思います、この終止形。
音符で書かないと リズムわかりにくいかなぁ?  めんどくさいんで、許ちて〜(笑)。

もともとは、<Polonaise = ポーランドの、ポーランド人の(踊り)> な意味を持つ フランス語
踊りとしてのポロネーズは、男女ペアで 行列して 厳かに行進するように踊ります。
歩幅を大きめにとり、優雅にゆったりと進んでいく、飛んだり跳ねたりぐるぐる回ったりしない踊り。
ポーランド式舞踏会の第1曲目は、このポロネーズで始まっていたそうです。
ショパンのポロネーズは、別に 踊るための音楽ではありませんが、天才少年ピアニストとして、貴族の館などに招かれることが多かったショパンくん、舞踏用の音楽に触れる機会もいっぱい。
三国で分割されちゃったりしてたポーランドでは、愛国心があふれるかのように、民族色の強い楽曲として ポロネーズを作る作曲家さんが多くて、幼い頃から慣れ親しんだ音楽でもありました。
現在聴くことができる ショパンくん最初の作品は、7歳の時に作ったポロネーズです。

ポロネーズは、農民や市民の踊りが 士族階級に広まって洗練されて、16世紀になって 宮廷にとり入れられて発達していったものと考えられています。(正確な原点はまだ解明されてないんだって〜)
農民の踊りとして発達していったマズルカに比べると、宮廷っぽい荘重さ、上品さ、騎士道っぽい 勇壮さ、力強さ、誇り高さなんかが、特徴的でしょうか。
でも、土の香りも失わず。 民族的なものは、ほんと、難しいですねー。
ポロネーズとマズルカ、どちらもショパンの作品でおなじみ ポーランドの代表的な民族舞曲ですが、貴族(士族) VS 庶民 みたいな、対照的な性格のものとして解説されたりします。

それと、ショパンさんとしては、あまり速すぎないテンポで弾いてもらえることを望んでいたようです。
4分の3拍子で書かれているポロネーズですが、「ショパン先生は、ポロネーズを弾かせる時には、8分音符♪を単位として感じ、6拍子に数えるように教えていた」 とのお弟子さんの証言がありまして。
また、英雄ポロネーズに対して、「そんな速いテンポで演奏すれば、気高い感情を秘めたこの曲の偉大で荘重な性格が台無しになってしまう」 などと語っていらっしゃいます。

すごい勢いで突っ走ってる演奏もかっこいいですが、本来 ショパンが弾いてほしかったポロネーズはどんなもんなのかなぁ? なんて思いを馳せながら、弾いたり聴いたりしてみるのも、また 楽しいのではないでしょうか。 それぞれ違った良さが見えてくるんじゃないかな。

ただいま、ショパンのポロネーズがCMになっちゃってます。
明治ショパンCM曲は? 16歳のポロネーズ も読んでね!
ポロネーズの試聴ができるよう リンクはってありますので、お楽しみください。

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参考文献について:
今回の参考文献として 最高に役立ったのは、たぶん、ピアノの月刊誌 ムジカノーヴァ からスクラップしといたものと思われます。 よくわからないんで、ご紹介できないのが残念ですが、ショパンを得意とする先生方のお話は、大変勉強になります。
高い専門書でなくても、雑誌の特集記事などに、超おいしい情報があったりしまして、学生時代は 少ない予算で一生懸命研究してた形跡が。 最近は・・・ 遊んでばっかりだな(笑)。
楽語事典で意味調べてみても、実際どう演奏に反映していいのか あまり見えてこない。 その辺は、先生からの伝授みたいな面が強いので。
「聴くために 弾くために ショパン全曲解説」 のポロネーズの項も、参考になりますよ!
これは、弾く人は特に、一冊まるっと読んでおいて損はない 良い本だと思います。おすすめ。

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ラベル:ショパン ピアノ
posted by ドルチェせんせ at 01:47| Comment(18) | TrackBack(0) | 音楽用語な話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは、ドルチェせんせ。大阪は今、雪が舞っています。
チャイコフスキーの交響曲第3番に「ポーランド」というあだ名が付いています。作曲者自身が付けたものではなく、最終第5楽章に「テンポ・ディ・ポラッカ」という指示があるのを珍しく思ったとある指揮者が付けたそうです。「れっれ,れーみー,そ♯ふぁみれ|♯ふぁっ♯ふぁ,♯ふぁーそー,しらそ♯ふぁ(ニ長調)」
私はチャイコフスキーの奇数番交響曲が好きでして、中でも第5番がお気に入りでその次がこの第3番です。第1楽章の第2主題はオーボエに長調で出るのですが、「白鳥の湖」のあのメロディに似てます、なんとなく。第4楽章のスケルツォは16分音符が走り回わります。そして第5楽章、後半にはフーガも出てきます。どこかにチャイコフスキー前半交響曲の隠れファンはいませんか?
Posted by bwv582 at 2007年01月07日 12:04
bwv582さん
寒そうですね。
「ポーランド」なんて呼ばれてるのがあるんだー。
すみません、聴いてないのでコメント不能。 たぶん、ビヨビヨになったタダ録りテープすら所有してないと思います。
隠れファンの方々、あとは任せたっ。
いえ、別に隠れなくても(笑)。
5番だったら隠れでなくても、結構いそうなのにね。
Posted by ドルチェ at 2007年01月08日 22:39
こんばんは、ドルチェせんせ。ではせっかくなので第3番のPRを...
第1楽章の第2主題、「白鳥の湖」のあのメロディそっくりなんですがやっぱり短調でした。聞こえはなんとなく長調なんだけど。
第2楽章は、う〜ん、ワルツですね。ただし「アラ・テデスカ」の指示そのままに「ドイツ風」なので最初ちょっとぎこちない。でも途中からチャイコフスキーらしい美しいワルツに。
第3楽章は一転、シベリアの大雪原の夜明けのイメージです。だからうちのカラヤンのCD、ちょっとテンポ速過ぎ。
第4楽章は強いて言えばショパンの「革命」エチュードの雰囲気ですね。中間には90小節に及ぶホルンのオルガンポイント上で、落ち着いたトリオが踊ります。
そして第5楽章、「タッカ,タンタン,タタタタ」の基本リズムが続く中、途中に「たき火だたき火だおちばたき♪」が聞こえてきます。続いてかっこいいフーガ。そして最後のヘミオラがオペラの大団円のようなフィナーレを運んできます。
どうですか?聴いてみたくなりました?
Posted by bwv582 at 2007年01月10日 23:54
隠れファンの申告、まだないみたいですねぇ。
PRでファンが増えると良いですね!
チャイコフスキー曲が好きな人なら、食いついてくれるかもよ?
気長にえさを垂らして、お待ちくださいませ(笑)。
少なくとも、プロコ様よりは食いつかれやすそうな気がします。
Posted by ドルチェ at 2007年01月11日 02:14
エサに食いつきます(笑)
ドルチェ先生、bwv582 さん、おはようございます。
チャイコの交響曲は5番が大好きです。特に2楽章のメロディーが。
でも、レコードなので、すでにプレイヤーがアンプからはずされていて聴けない・・・
1番のCD持っていますが、あまりくり返しては聴かないかな・・・
昨日、図書館からチャイコの4番と6番のCDを借りてきました。
3番は貸し出し中でした。

チャイコの交響曲って、短調ばかりなのに、3番だけ、長調なのですよね。

え?「たき火だ たき火だ 落ち葉焚き」が聞こえるんですって?
さっそく、チェックしなくっちゃ。来週図書館行って借りてきたら、また、カキコに来ますね。
Posted by あるまんど at 2007年01月11日 08:44
わ〜い、わ〜い、あるまんどさんが釣れた!(笑)
bwv582さん、良かったですね。すごい大物が釣れちゃいましたよぉ。
同じ曲を好きな人を見つけたりすると、とっても嬉しいですよね。
やはり5番ファンは、いらっしゃいましたね。
いいなぁ、うちの近所では図書館でCD借りられないから、冒険しづらくて。
いくら安価になったとはいえ、気になるの全部買ってたら破産しちゃいますもの〜。
貸し出し中の3番、ここで、焚き火ポロネーズ聴いてみたくなっちゃった人がチェックしてたりしたら感動的。
Posted by ドルチェ at 2007年01月13日 02:32
こんばんは、ドルチェせんせ。ちょっと不便な図書館ですね。
そしてこんばんは、あるまんどさん。...あんたも好きねぇ。ドルチェせんせ、今日から名前を「bwv582」から「チョウチンアンコウ」に替えてもよろしいでしょうか?しかし私もかなり直感的に聞いて感想を書いているところがありますので、趣旨すんなりご賛同いただけるかどうか心配ではありますが。
Posted by bwv582 at 2007年01月13日 22:58
良かったですね。チャイコ交響曲のお話がはずみそうで。
便利だと図書館タダ聴きに頼りすぎそうだから、私にはちょうど良いかもです。
ほんの少しは売り上げに貢献して、CD文化が崩壊しないようにしないとねー。
で、パッサカリアから深海魚への転身ですか?(笑)
どうぞ、どうぞ、お好きな名前に変更なさってください。
もしよろしければ、これまで楽しい情報を提供してくれてた bwv582さん=チョウチンアンコウさんであることがわかるように、何回かコメント欄でアピールしてもらえたら嬉しいなと思ってはおりますが、そちらもお好みで。
しかし、どっからそげな名前が浮かんできたのでしょう(笑)。キモカワイイ系?
Posted by ドルチェ at 2007年01月16日 02:29
こんばんは、ドルチェせんせ。アハハのハ。
「チョウチンアンコウ」というのはつまり、あるまんどさんを一本釣りで釣り上げた功績により...というような軽い冗談でしたので、本気で改名を目論んでいるわけではありません、念の為。
チャイコフスキーのついでに話題提供いたしますと、ピアノ協奏曲の「第2番」はいかがですか?
そりゃあ「第1番」があれば「第2番」があるわいな、と思って探したのが20年ほど前でした。レコード屋でやっと見つけたLPはМЕЛОДИЯレーベルでピアノがイーゴリ・ジューコフ、ロジェストヴェンスキー/モスクワ放送交響楽団の一枚のみ。レコード屋の名物オバチャン店員も一言「へー、うちの店にあったんか...」と驚いていたのを今でもよく覚えています。
Posted by bwv582 at 2007年01月16日 23:47
なんだ〜、チョウチンアンコウ、へんてこりんでいかしてたのにぃ。 残念。
音楽の趣味もですが、私はへんてこなものが好きなのです。
一応、チャイコPコン全集、ギレリスが弾いたので3番まで入ったの家にありますが、どれも滅多に聴かないですねぇ。 ヘンテコリン度が足りないのかな。
bwv582さんもブログを作ってチャイコフスキー愛好家を募ってみては?
自分のとこなら、心ゆくまで洗脳活動できますよ(笑)。
Posted by ドルチェ at 2007年01月18日 02:38
ドルチェさん、bwv582さん、おはようございます。
一本釣りでアンコウに釣られた、ヒラメです。HNは変えませんけど(笑)
ふふ、やっぱりドルチェさんも「へんてこ」なもの好きなのね・・・

えっと、チャイコの交響曲三番ですが、まだ、聞いていないの。先週、図書館に行く時間もお店に走る時間の無かったので。

今日のような寒い日に「たき火だ、たき火だ」を聞きたいのに〜〜〜
(灯油を売りに来る軽トラがかけてる曲だ)

え?ピアコンも三番まであったの?
し、知らなかった・・・
Posted by あるまんど at 2007年01月21日 08:13
あるまんどさん
おおっ! へんてこぶらぼー!のお仲間ですかぁ?  わ〜い、わ〜い!
焚き火チェックはのんびり、お楽しみは後でゆっくりじっくりと。
CDの解説によると、Pコンの3番Op.75は、1楽章だけほぼ完成したところでチャイコさん死んじゃったので、1楽章のみで死後出版したそうです。 うちのだと18分弱。
んでもって、うちのCDには入ってないんですが、スケッチだけ完成してた2楽章とフィナーレの3楽章も、弟子のタエーネフのオーケストレーションで出版されててOp.79、今でもちゃんと2台ピアノ用の楽譜も売ってるみたい。
私も、へぇ、3番あるの?って思って聴いてみる気になったのでーす。
交響曲のつもりで書いてたのを挫折して、結局ピアノ協奏曲第3番になったんで、これをほじくり返して「チャイコフスキーの交響曲第7番」なんてのを作った人がいたとかで、少し前に西本智美のジーズニ、未完成交響曲がどうたらこうたら宣伝してたヤツもこれのことなのかな。 聴いてないんで、よくわかんないんですけど。
図書館にありそうなら、焚き火ついでにいかがでしょう?
Posted by ドルチェ at 2007年01月22日 09:21
こんばんは、あるまんどさん、ドルチェせんせ。焚き火のついでならこちらもいかが?
やはりチャイコフスキーの今度は交響曲第2番です。こちらは「小ロシア」とあだ名がついています。「小ロシア」とはウクライナ地方のことだそうで、この交響曲の最終第4楽章にその地方の「鶴」という民謡が使われていることからこのあだ名がついているのだそうです。
しかしこの「鶴」という民謡、っていうかこのテーマ。どう聞いても「やぎさんゆうびん」です!「しろやぎさんからおてがみついた...」まあお持ちの方はよく聞いて下さい。約10分間、豪華絢爛たる「やぎさんゆうびん」が響き渡りますよ。
Posted by bwv582 at 2007年01月24日 23:06
bwv582さん
絢爛豪華なやぎさんゆうびん・・・
わはは! また大物が釣れるといいですね!!
だからぁ、bwv582さんもブログ作りましょうよぉ。
いくらでも自分の好きなものすすめられますよー。
しかし、ポロネーズからずいぶん話題が発展しちゃいました・・・
Posted by ドルチェ at 2007年01月25日 01:48
こんばんは、ドルチェせんせ。う〜ん、家庭事情がありまして。
平日はいろいろと親にも助けてもらっているのですが、土日は当然私一人で二人の子の世話だの何だのとありまして、とても自分のブログを立ち上げてメンテする時間は無いですね。まあ当分ネタは尽きないと思いますので、今のところはせんせのブログに寄生させていただくことにします。
Posted by bwv582 at 2007年01月26日 22:28
チョウチンアンコウ じゃなかった、bwv582さん
大変そうですね。
好きなものをいろいろすすめるなら、自分のところでと思っただけですが。
まぁほどほどに、関連事項からお願いします。
せっかくなら、もっと近い関連事項を盛り上げてくれた方が嬉しいけど(笑)。
もと記事認識されなくなると困るので。
Posted by ドルチェ at 2007年01月28日 19:07
この記事、探しちゃった・・・
ついでに、なぜか、リンクをクリックすると、
IEがエラーになって閉じちゃうの(涙)
やっと、たどり着いた・・・

bwv582さん
チャイコの三番聞きました。
ですが、何度聞いても、私には見つかりません(泣)焚き火だ焚き火だ〜って???

う〜ん、今度は二番を聞いてみよう。

ドルチェさん
ところで、親記事の、「ショパン先生は、ポロネーズを弾かせる時には、8分音符♪を単位として感じ、6拍子に数えるように教えていた」と言うことを最近になって、ミョーに納得しています。
ショパンのは三拍子に感じるより、6拍子で弾いた方がぜったいポロネーズっぽいと思うのです。
バッハのポロネーズもすごい勢いで弾く人いますが、
ゆったりとしたテンポの方が私は好みかな?

ドルチェさん、良い事、書いてくれたわ〜
感謝です。
Posted by あるまんど at 2007年02月09日 12:40
あるまんどさん
シーサーブログリニューアルで不具合が発生してたらしいので、うちにも影響があったのかしら? すみません、たどり着いてくれてありがとー。
作曲者の言動や書き残したものとかには、いいヒントが隠されてたりして、得ることが多いです。
おかげで、ますますオタになっちゃう(笑)。
舞曲らしさって、ほんと難しくて、私には理解しきれないことだらけで・・・
あるまんどさんは、名前からして、得意分野そうな匂いが。 助けてくれ(爆)。
やっぱ、舞曲ならではの良さが出た演奏は魅力的で憧れます。

おっ、焚き火ポロネーズに続き、やぎさん探しですね!
私の場合、そんなにチャイコ続きになったら、おそらくイライラして発狂・・・
Posted by ドルチェ at 2007年02月11日 08:04
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