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2006年03月14日

作曲家 悪い男選手権 金メダルは誰だ?

歴史に残る大作曲家の方々、恋愛においても奔放で、いわゆる恋多き男、愛の狩人 みたいな話は たくさん出てきます。
今日は、中でも、たちが悪い男の代表として 誉れ高きお二人に ご登場願いましょう。
悪の双璧をなす 偉大な音楽家、ワーグナードビュッシー です。 パチパチ〜。
    ♪ おれら 複数同時進行は当たり前、恩人の妻を寝盗るのだって へっちゃらさ ♪

クロード・アシル・ドビュッシー (1862.8.22 − 1918.3.25) フランス
ウィルヘルム・リヒャルト・ワーグナー (1813.5.22 − 1883.2.13) ドイツ

まずは、 ドビュッシー さん、こちらへ。
 ☆ 二人の女性をピストル自殺に追い込んだってのは、本当ですか?
 ★ 本当です・・・ 何とか一命を取り留めたのは 不幸中の幸いでした。
二人とも、メンクイのボク好みの美人で、ボクの大好きな金髪で、でも知的ではなかったんです。
芸術に対する理解は ありませんでした・・・

◎ ガブリエル・デュポン 通称・ギャビー  4歳年下
ドビュッシー30歳から36歳まで同棲。 貧乏生活を支えます。
その5年前位から付き合ってたって話もありますので、ずいぶん長いこと一緒にいたようですが、その間も、彼の女性関係には悩まされ続け・・・
32歳の時には、なんと別の女性 テレーズ・ロジェと婚約! しかし同棲中であることがバレて、数週間で破談。(何考えてんだ、この男は〜!!!!)
その翌年にも、カトリーヌに 結婚を申し込んで断られ。
1897年、ドビュッシー35歳、また別の情事発覚で、とうとう ピストル自殺に走る ギャビーちゃん・・・
そして、その翌年、二人は別れたってことになってます。

◎ ロザリー・テクシェ 通称・リリー  11歳年下
最初は、この女性、ドビュッシーよりも、同棲してたギャビーちゃんと仲良くなったようなのですが。
1899年10月19日 二人は結婚します。 ドビュッシー37歳
彼の恋文を見ると、パーっと燃えたぎって、すぐ飽きる性格 とお見受けします。
結婚したら 冷めちゃったのね・・・
5年後、ちょっと買い物に出たはずの夫42歳、とある人妻と駆け落ち
その数ヵ月後、リリーは、ピストル自殺を図ります。 1904年10月。
頭を撃ってた! いや、心臓付近を撃ってた! と証言が分かれていますが、凄惨な状況で 病院に運ばれたようです。 幸い、急所を外れていて助かりました。

前回の自殺騒動から、たった7年で、同じ悲劇の繰り返し
さすがに、世間からも大バッシング、ドビュッシーとの交友関係を断ち切る友人も多かったようで、音楽家だと ショーソンや イザイ なんかの名前も出てきます。

◎ この駆け落ちしちゃった人妻が、後にドビュッシーの2度目の妻になるエンマ・バルダック夫人です。 ドビュッシーとは 同じ歳。
彼女は、裕福な銀行家の妻で、頭脳明晰、歌もとても上手くて、金髪ではありませんでしたが(笑)。
自分の芸術を理解してくれる賢い女性との出会い、嬉しかったのでしょうね。
1903年 41歳で知り合って、翌年 駆け落ち
先ほどの自殺未遂騒動を経て、エンマが買った家で ドビュッシーも暮らすようになり、43歳の時に、愛称シュシュで知られる一人娘 クロード=エマ が誕生します。
もう、我が子への溺愛ぶりはすごくて、「子供の領分」 なんて ピアノ曲まで書いちゃってます。
親バカメロメロな献辞を添えて。
この部分だけ読むと、子煩悩で微笑ましいパパなんですけどもねぇ・・・
そして、46歳の時に 二人は正式に結婚することになります。
その後は、浮いた話も聞かず、ドビュッシーも ようやく落ち着いたのでしょうか。
残念ながら、その10年後には、直腸ガンで亡くなってしまうのですけれども。
以前から痔主で苦しんでたため、発見が遅れてしまったんですって。
(イメージしやすいよう、なるべく年齢で書きましたが、誕生月によるずれがあるかもしれません。)


あらら。 ワーグナー を語るスペースがなくなってきちゃう。

とにかく、こいつはすごい!!
単に女性の敵なんてレベルじゃなく、もう、まさに 人類の敵(笑)。
  天才作曲家のオレさまに、みんな貢いで当たり前。
  借金踏み倒して逃げるのも当たり前。
  さんざん援助させたあげく、その妻まで寝取るのだって当たり前。
恩を仇で返すってのは、この人のためにある言葉なのではないかと思うほど。
ワーグナーと かかわったら最後、女性だろうが 男性だろうが 財産まで搾り取られ、利用価値が無くなったらポイ。
洋服だって、住まいだって、贅沢大好き。 彼の作品もスケールがでかいだけに、お金もすごくかかるのです。
そのすごさといえば、バイエルン王国 一国を食いつぶすかの如く勢い。
若き国王が ワーグナーに貢ぎまくり・・・ 結局は、ワーグナー国外追放で幕を閉じますが・・・
女性関係は、あっちもこっちも手当たり次第

そして、ワーグナーの二人目の妻、リストの娘、コジマとのエピソードはこちら
   ニベアボディ CM曲。リストさん、親子そろって不倫の子持ち

ヴァーグナーさんも、このコジマとの結婚後は、おとなしくなったとされていますが、実際はそうでもなかったようで・・・  悪癖は、一生直らず って感じ?


ドルチェが、最も知り合いになりたくない人物ナンバー1 は、ワーグナー。
というわけで、悪い男選手権 ワーグナー 金、ドビュッシー 銀メダル で いかが?
見た目は、申し訳ないけど 美男とは言い難い お二人なのですが、こんなにもてちゃうあたり、やっぱ男は 才能なんでしょうかね?

次回は、「トゥーランドット」で人気急上昇中の作曲家? プッチーニさんの恋愛を覗いてみましょう。
こちらは、なかなかの色男♪

参考文献の おすすめ本 おもしろいよー



*一番右 晩年のドビュッシーと愛娘シュシュの姿。 ミケランジェリのピアノで、前奏曲集のCD。


posted by ドルチェせんせ at 08:14| Comment(8) | TrackBack(0) | 音楽おもしろネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
待ってました〜、ドビ様ネタ!!パチパチパチ・・・。
何となくフランス人は女好きでだらしない、ドイツ人は固くて貞操を守るようなイメージがあるけど、関係ないね!!
やっぱり、芸術家は色好みでないと。

めいちゃんは、お固いから、芸術家にはなれないな。。。女性に話しかけるのも苦手な位だし。。。


『ねえドルチェせんせ、今度食事に行きませんか?二人でオフ会やりましょう!』

おっと!つい、心の声が・・・・!
失礼、失礼!!
Posted by めいちゃん at 2006年03月14日 23:47
いやー、ワーグナーさんもドビュッシーさんも、やってくれますねー。
あの曲を書いたあの人たちが、こんなことをしていたとは。
音楽室の壁に、おすまし顔で鎮座している写真だけではわからない裏のお話。うーん、面白すぎっ!
偉大な音楽家、天才たちは、やっぱりどこか普通ではないのですねぇ。
プッチーニ氏もやっぱり「天才」なんですよね(笑)楽しみです♪

**ドルチェせんせー、花粉症の具合はいかがですか?**
Posted by Haruka at 2006年03月15日 00:30
へぇ〜〜〜あんなに素敵な曲の裏には、こんな背景があったのですね。
驚きです。
ドビュッシーについては、特にショックですね。
今、ドビュッシー弾いてなくって良かったと思います。
Posted by なららさくらら at 2006年03月15日 00:46
ドルチェさんこんにちは。

ドルチェさんのドビュッシーの記事読んだらますます彼に愛着が湧いてきました(汗)酷いヤツだとわかっていても、なぜか彼を憎めないんです〜少なくとも「シュウシュウ」にとっては良いパパだったからかな?

いつの日か今回登場した硬派・良識派のショーソンさんやイザイさんの記事もぜひ!何年でもお待ちしています(笑)…両者ともブログで取り上げるにはマイナーすぎるでしょうか。。。
Posted by sumito96 at 2006年03月15日 14:08
☆めいちゃん
パワフルトランペッター、根っからの芸術家が、なにをおっしゃいますかー!
内気でモジモジしてるめいちゃんなんて、うぷぷ、イメージわかないですぅ。
でも、硬派な男ってのなら、かっこいいかもね。
いいなぁ、私もたくさんの殿方を手玉にとってみたいわぁ。
おっと、心の声が・・・(笑)。
私たちも、心の声では、立派な芸術家のはしくれでしょうか?

☆Harukaさん
天才の方々は、道徳や常識の概念が違うのでしょう。 変な人が多くて、心ときめきます(爆)。
神格化するより、人間くさい面を見た方が、作曲家さんも、その音楽も、より魅力的に身近に感じられて、もっともっと好きになる! と信じて、じゃんじゃん暴露です。
花粉、ヒノキも飛び始めたのか、のどの痛みと咳の症状が追加、パワーアップです(泣)。
のどの癌だったプッチーニ氏と同じ症状だ!!
な〜んて、私は、単なるヒノキ花粉ですけど。
スギより、イガイガした形だそうで、私の場合のどにきます。
彼は、悪気がない悪い男というか、悪い男に感じない不思議キャラに思えます。 待っててね。
Posted by ドルチェ at 2006年03月16日 07:24
☆なららさくららさん
私も、最初は、やさしいパパだと思ってたのに ひぇ〜い!! と衝撃的だったので、最悪のワーグナーで緩和してみました。
愛に正直に行動しちゃう人だったのでしょうね。
突如、ほとばしるように熱狂して突っ走ったりする感じ、音楽にも出てるような気がします。
最後は、芸術を深く理解してくれる女性のところに落ち着いたってのも良いかなぁと。

☆sumito96さん
良かった〜。そんなワルなとこも含めて好き!でいてもらえて。
やはり、ショーソンやイザイは硬派で、良識派だったのかしら?
彼らについては、どんな人生だったのか、ほんと、知らないんですよねー。
こげなマイナーなとこにも目がいっちゃうあたり、あなたってばやっぱ好きもの(笑)。
あー! 2人とも超超超真面目なフランクさん絡みでないのー!!
ショーソンも、師匠のフランクも、交通事故絡みの死ということで、一緒に出てくることがあるので。
ショーソンは、娘に自転車の練習をさせてて、自分が木かなんかに激突しちゃって即死という、痛ましい話を読んだことがあります。(これだけしか知らない)
彼も、良いパパだったのでしょうね・・・
なんちゃってフランキストな私としては、彼らについても、もっと見つめてあげねば!?
ネタ切れして、彼らに手を出す日がくるまで、継続してがんばれるかなぁ。
Posted by ドルチェ at 2006年03月16日 07:38
一雨ごとに春の訪れを感じますね。ハンスです。本当にお久しぶりです。ドルチェ先生は如何お過ごしですか?。お互い、花粉症対策をして春を楽しみましょう!。

記事、楽しく拝読させていただきました。ワーグナーはドレスデンの革命に参加したりと、破天荒な人生を送ったことは聞いていましたが、女性関係もぶっ飛んでいたのですね。さすがです。

驚愕すべきは、ドビュッシー・・・。「めいちゃん」さんのコメントに待ってました〜と書いてあるので有名な話なのでしょうか、僕は知りませんでした。まさか、あの淡く光彩に富むドビュッシーがどろどろの恋愛関係を抱える色魔だったとは。

僕もフルートでドビュッシーの曲を弾くときは、色気を出して吹いたほうが原曲に合ってるのでしょうか(笑)。

ドルチェ先生はどのようなお気持ちでドビュッシーを弾かれるのですか?
Posted by 笛吹きハンス at 2006年03月17日 01:50
わぁ、フルーティストらしい名前になりましたね、ハンスさん! いい感じです。
管の方が花粉症だと、私たちよりもっとかわいそうで。涙を誘うわ。
ワーグナーは、現在私が知る限りでの最強(最悪?)キャラでして、これを上回る音楽家を発見した日には、人間不信に陥るかもしれませぬ。 でも、知りたかったり。
えー、牧神の頭ん中は、いけない妄想でいっぱいかと(笑)。
私は、きゃー!ドビちゃんってば変態!と思いを馳せながら・・・←うそ
でも、あの人は情熱的で、野心家だと思っています。
自殺未遂事件はね、年表なんかにはさらっとしか載りませんが、このせいで、当時発表した交響詩「海」まで批判されたって話で出てきたりします。
Posted by ドルチェ at 2006年03月18日 02:50
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