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2006年02月12日

「誰も寝てはならぬ♪」 トリノオリンピック開会式でオペラの歌声

時差が大きい国に向けて、メッセージの意味合いもあったんでしょうか?(笑)
トリノ五輪開会式で これが歌われて、ばかうけしました。

プッチーニのオペラ 「トゥーランドット」 から、カラフ王子の歌うアリア(独唱)「誰も寝てはならぬ」
ジャコモ・プッチーニ (1858 − 1924) イタリア・トスカーナ地方生まれ

歌ったのは、三大テノールとして名高い、やはりイタリア生まれの ルチアーノ・パヴァロッティ
パバロッティは 1935年生まれですから、、、 えっ? もう、そんな歳になるの!! 驚きっ!!!
いーですねー。 ドルチェ この3人なら、パバロッティの声が 一番好き。
三大テノール、あと二人の名前も書いておきましょうね。
  プラシド・ドミンゴ (1941− ) 松田聖子との共演でも話題になったことが。
  ホセ・カレーラス (1946− ) 白血病からの奇跡の生還、復活でも有名。

テノールとは、男性の一番高い声のパートのことです。 テナーと言ってもよろし。
先日お話した、アル中作曲家 ムソルグスキーさんは、バリトンの素晴らしい美声の持ち主で、オペラの 特にコミカルな役どころを演じさせると絶品だった って話が残ってますが、バリトンは、テノールより低いです。
で、このバリトンより さらに低いのが バスです。
テノールは、若くて美しい王子さまの役とか、一般的には 主役が多いかな。
ソプラノの女性歌手と二人で、愛だの恋だの歌ってる 暑苦しいオペラ 多いですねー。
それに対して 低音パートは、年配の役とか、敵役とか、脇役だったりすることが多いですが、心理描写に力を入れてるような役柄だと 低音歌手が主役になったりもします。
  例えば、モーツァルトのオペラ 「ドン・ジョバンニ」 は、バリトンが主役です。

歌劇 「トゥーランドット」 の あらすじ
舞台は 昔の北京。 中国皇帝のお姫様 トゥーランドットの結婚の条件は、姫が出す3つの難問に答えること。 答えられなかった場合は、首切って処刑しちゃいます。
何千年も前のご先祖の姫様が、だったん人との戦いに敗れた時に ひどい殺され方をした復讐を遂げるため、こんな残酷なことをし続けてるんですって。
でも、このトゥーランドット姫が 絶世の美女だったりするもんで、犠牲者は後を絶たず・・・。
カラフ王子も、そんな命知らずな求婚者の一人。
実は、この人、国が滅びちゃって放浪してた ダッタン国の王子様なんですけどぉ。
彼は この3つの難問に見事正解。 動揺したトゥーランドット姫に、明朝までに 僕の名前をあてたら、命をあげるよ! などと アホなことを抜かします。
姫の命令で、街中が寝ないで王子の名前の手がかりを探してる中、自分の勝利を確信して歌うのが、今回 トリノオリンピック開会式で パバロッティが歌ってた 「誰も寝てはならぬ」 です。
しか〜し、王子のことを密かに思ってた ダッタンの女奴隷リューが捕らえられ、拷問に。
とうとう 彼女、王子の名前を言うくらいならと 短剣を奪い取り 自害してしまいます。
こんな犠牲のもとに、お姫様は真実の愛に目覚め、二人は めでたしめでたし。
となるわけなんですが・・・
(リューの死を何だと思ってんだ、この二人!!って感じで、物語は展開。 気にくわぬ)

このオペラの、奴隷リューが死ぬとこまで書いて、作曲者のプッチーニは 亡くなってしまいます。
死因は、咽頭癌だか 喉頭癌。 のどのガンです。
ずいぶん長いこと のどの不調や痛みに苦しんでいたようですが、癌とわかった時はもう、末期状態。
プッチーニさん、かなりのヘビースモーカーだったとのことなので、原因はタバコ?
  健康のため、煙草の吸い過ぎには注意しましょう!!

未完のオペラは、アルファーノさんが補筆完成させ、プッチーニの死から2年後に初演。

さて、このプッチーニの曲ですが、実はうちでもご紹介したことがあるんですよー。
  メリットのCM曲を、本田美奈子さんで ← よかったら見てね

あと、有名どころだと、長崎で芸者さんを主人公にした オペラ 「蝶々夫人」 なんてのがあります。
これには、日本の民謡が使われています。 日本の研究してくれたのよ!
外国での上演風景、変な着物の着方をしていたりして、爆笑することも。
蝶々さんに仕えてる女性は、スズキという名で、オペラの中でも スズーキ♪ スズーキ♪ と。
このオペラでも 最後は、蝶々さん 自害です。
そーゆー けなげな女が ほんとは好きだったのか? プッチーニ氏?
プッチーニの妻は、夫との不倫を疑って 若い女中をいじめ、とうとう自殺に追い込んじゃいました。
しかも、死体を調べてみたら無実だったという。 かわいそすぎ。


プッチーニ「トゥーランドット」 誰も寝てはならぬ CD

   

トリノ フィギュアスケートの日程表をのせてくださってるサイトがありました。
これは、ありがたい。ってんで、トラックバック送らせていただきました。
http://camellia.lutetia.whitesnow.jp/?eid=419147

トゥーランドットは 荒川静香選手のフリー曲、蝶々夫人は 安藤美姫選手のフリー曲でもあるってことを知って、なんておいしい記事を書いてしまったのだ!! と。 あぁ、自分をほめてあげたい(笑)。



トリノオリンピック フィギュア関連投稿記事
  ・安藤美姫選手 フリー曲 蝶々夫人について
  ・荒川静香選手ショートプログラム曲 幻想即興曲について
  ・荒川静香選手 エキシビション アンコール曲 パガニーニの主題による狂詩曲
  ・村主章枝選手 高橋大輔選手フリー曲 ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番について
  ・トゥーランドット作曲者 プッチーニ夫妻 情事を重ねる夫 と 超嫉妬深い妻
  ・トゥーランドットのピアノ楽譜をお探しの方へ




posted by ドルチェせんせ at 02:21| Comment(8) | TrackBack(5) | あの曲は何? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ドルチェさんおはようございます!

開会式に出てましたねパヴァロッティ♪

パヴァロッティというと高校の時の音楽の先生が大好きで…先生の授業の大半は(パヴァロッティの出てる)オペラ&3大テノールコンサートの鑑賞だったんですよ(笑)なんでも先生は自分の子供を彼にダッコしてもらったことがあるとかで。。。

「スズキ、スズーキ♪」…大ウケしました。。。
今度蝶々婦人のDVDを借りてこようと思います。パヴァロッティがでてるやつ、ありますかねぇ…
Posted by sumito96 at 2006年02月12日 09:17
GOOD EVENING!
『誰も寝てはならぬ』というか、あちこちのブログにお邪魔して『寝てはいられぬ』というところのめいちゃんです。
明日は、会社休みだし、まっいっか!

全然、音楽ネタと関係ないですが鉄人・脇屋プロデュース『トゥーランドット』の中華料理(というかヌーベルシノワ)、食べたことありますか?
マジ、うまいっすよ!!
横浜のパンパシの中に入ってます。オススメ!!
Posted by めいちゃん at 2006年02月13日 00:43
開会式の様子はちょっとしか見てないんですが、運よくパヴァちゃんの歌が聞けるなんてラッキーでした。想定外の喜びです。あの歳で、まだ声出るもんなんですね。びっくりしました。

その先生は声楽出身の方だったのかしら。
高校の時、芸ボーイ声楽出身の先生をみんなでおだてて歌わせて、授業させないようにしてたのを思い出しました(笑)。 鑑賞中心の授業いいですよね。いろいろ内職できるし!?

パヴァロッティのピンカートンってどんな感じなんでしょう?
あまり、オペラとか見ないんですが、私も見たくなってきました。変な和服姿にも期待したりして。
Posted by ドルチェ at 2006年02月13日 00:45
めいちゃんブログの人気は、うちにも影響するものと思ってますので、しっかり普及活動頼みますねっ! 他力本願で、ドルチェはさっさと寝ます(笑)。 お肌に悪いから〜。

うまそうですが、高そうです。
私も食べてみたいです。もちろん他人のおごりで(爆)。
あぁ、また寝る前におなか減ってきちゃったじゃないのぉ。
お菓子食べてから寝ます。
Posted by ドルチェ at 2006年02月13日 01:00
レス早くてビックリ!
じゃあ、今度食べに行きますか〜!?
めいちゃんがビッグビジネスで儲けたらね!w

おう、ドルチェ姫、苦しゅうない、何でも好きなものを注文するが良い!!ホッホッホ・・・・。

そのためには!!
やっぱり、ブログ巡りと人脈作りかなあ・・・
ハア・・・・。
Posted by めいちゃん at 2006年02月13日 01:12
では、めいちゃん王子、このメニューを全て!! ホッホッホ・・・・。
なんて、レスラーみたいな注文の仕方をしてみたい。
めいちゃんが超ウルトラスーパー大金持ちになる日を、お待ちしておりますわ。
ブログ巡りと人脈作り・・・ ドルチェが、一番努力の足りない分野で、ドキッとします。
どうも、ネット社会では柄にもなく消極的で!?
Posted by ドルチェ at 2006年02月14日 00:48
ドルチェせんせさま
はじめましてー。Harukaと申します。
「誰も寝てはならぬ」で検索してこちらにやってきました。
私のブログで、フィレンツェ歌劇場の東京公演の記事を書いたのですが(演目が「トゥーランドット」なんです)、勝手ながら、わかりやすく説明されているブログとして、こちらにリンクを貼らせていただいちゃいました。
TBもさせていただきましたので、よろしくお願いします<(_ _)>
(もし不都合がありましたら、コメントにてお知らせいただければと思います。)

私は過去にピアノの先生を目指していたので(過去のハナシですよ)、クラシック 特にピアノ曲が好きです。幻想即興曲も、スケルツォ2番も、発表会で弾きましたよー。
ドルチェせんせの記事、専門的なのに楽しくわかりやすくて、クラシックのお堅いイメージが柔らかになる感じ。
これだけ書くのは大変では?すごいですねー。
明日から通勤のお供に、他の記事も携帯で順番に読ませていただきます!また遊びにきます。
Posted by Haruka at 2006年02月19日 22:06
Harukaさん、やる気が出るお言葉ありがとうございますー。うるうる。
私は典型的なピアノばかタイプで、オペラについては必要最低限の知識しか持ち合わせてないんですが、全く興味のない方々が、音楽面からもオリンピックを楽しむきっかけができたらいいなぁなんて、書いてみました。
お好きで詳しい方からのTBは、ほんとにヨダレが出るほどありがたいです。
私も、ほんとは自分の楽器であるピアノ曲が一番好きなんですけどね、ちまたで流れる音楽をブログの題材にしてしまったので、他の話が多くて、ちょっと欲求不満かも(笑)。
スケルツォの2番は私も試験で使ったことがありまして、大好きな曲です。
弾いてるほうもすっきりしますよね、あれ。
Harukaさんの発表会のショパンは、お客様もとても喜ばれたことでしょう。 ショパン人気は不滅じゃ。

下世話ネタからのクラシックファン層を拡大を特に狙ってまして、偉大なる作曲家をおとしめるようなアホな記述もありますが、あきれずにお付き合いいただければと思います。
今後ともに、末永くよろしくお願いします! また、遊んでくださいね。
いいなぁ、Harukaさんが大好きなイタリア、行ってみたいなぁ。
ぶらぼー!だの、ドルチェだの書いてるくせに、行ったことないのです。 うらやましー。
Posted by ドルチェ at 2006年02月19日 23:59
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