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2006年01月10日

モーツァルトの死、埋葬場所。 お墓にゃ、いないよ

モーツァルトは、1791年12月5日 午前0時55分、妻の コンスタンツェと 義妹の ゾフィーに 見守られて、亡くなりました。 ウィーンにて。

死因は、急性粟粒疹熱 と記録されているようですが、病死説、毒殺説など、いろいろ論争されていて、決着がついておりません
また、長〜い記事になっちゃいそうなので、いずれ 別記事で お話しましょうね。

早朝、美術陳列館の人が デス・マスクを とりに来て、主治医が 検死に来て、聖シュテファン大聖堂に 死亡届が 出されます。
そして、12月7日 午後3時、聖シュテファン大聖堂の 十字架礼拝堂で、遺骸は 最後の祝福をうけ、ウィーン市門外の 聖マルクス墓地に運ばれ、その夜か 翌朝、共同墓穴に埋葬された。
ってことになっています。 (6日葬式説より、7日説を支持します)

映画「アマデウス」でも、嵐の中、モーツアルトの遺骸を乗せた馬車が 走って行くシーンが あったと記憶していますが、7日は 本当に 嵐だった そうです。
共同墓地に 投げ込まれるようなシーンも あったような。
あの映画、1回しか見てないんで、記憶があいまいなんですが、モーツアルトの 埋葬にまつわる話が 再現されていたように 思います。
また、見てみたくなってきたなぁ「アマデウス」。
モーツァルトの 有名な曲が いっぱい流れてましたし、モーツアルト音楽鑑賞の 入門にも おいしい映画なのかもね。

当時の モーツァルトは、貧乏、借金まみれ
一般庶民なみに、墓標もつかない 一穴5人とかの 共同墓穴に、埋葬されちゃいました。
聖マルクス墓地は、ウィーンの城門から かなり離れた場所に あったため、参列者は 城門のところまで見送って、後は おまかせってのが 普通だったとのこと。
埋葬にすら立ち会わず、夫の埋葬場所を わからなくした バカな妻として、コンスタンツェは 叩かれていますが、当時の 慣習だったのなら、ちょっと かわいそうな気もしますね。
そんなこんなで、モーツアルトの遺骨どころか、正確な 埋葬場所の特定すら 難しいような状況に なっちゃったってわけです。

さらに、モーツアルトが 埋葬されて10年後、その墓地は 別の目的で使われることになったため、掘り起こされ、頭蓋骨だけを保管し、遺骨は 散乱してしまったと。
何故か、その時の 頭蓋骨が、「モーツァルトのかもしれない!」 と、大事に保管され、今回の DNA鑑定の騒ぎになるのですが。  結果発表は、ここに書いたよー
どうやって、たくさんの骨の中から モーツアルトのだろうと特定したのか、経緯を 知りたいんですが、誰か知ってたら 教えて下さい!!

で、移転後の セントマルクス墓地に、モーツアルトの記念碑を 建てていましたが、これも移転
ますます ややこしいことになってきましたね・・・
引越し魔だった ベートーヴェンなら 喜ぶかもしれませんが(んなわけないだろー!)、アマデウスさんも 大変です。

現在、モーツアルトの お墓は、ウィーンの中心部から 5キロくらいのところにある、中央墓地に ありますが、当然、そこに、彼の お骨が 納められているわけではありません。
ここは、沢山の作曲家さんの お墓がありますが、移転してきたのも多いようで。
遺骨がわかる人は、ちゃんとお骨も お引越ししてますけどね。
お墓が満杯になっちゃったとか、衛生面も考えて(土葬でしたから)、ウィーンにちらばる いくつかの お墓を集め、大きな墓地を 作ったって話です。
偉大な作曲家さんたちを、まとめてお参りできて、ありがたいと思うべきなのか、商魂 たくましいというべきか(笑)、一種の 観光名所のようでもあり・・・
ここのお墓では、ベートーヴェンと シューベルトが、モーツァルトの ご近所さん に なっています。
このお二人も 移転組ですが、シューベルトさん、尊敬してたベートーヴェンと 引き離されないですんで、良かったね!
もともと、ベートーヴェンの隣りを狙って、シューベルトのお墓は 作られましたもので。
おっと、脱線。

一方、聖マルクス墓地は、1874年に閉鎖され、現在は 墓地公園になっているはずなんですが、こちらにも 記念碑やら お墓やら あるようで・・・
ご本人不在のまま、名所として存在しちゃうあたり、やっぱ、すごいお人です。


アマデウスのDVD CD  モーツアルト療法

   

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posted by ドルチェせんせ at 01:32| Comment(2) | TrackBack(1) | 音楽おもしろネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちょっと、遅れましたが・・・
モーツァルト、楽しく読ませてもらいました。

頭蓋骨の話・・・そんなニュースがあったんですね。

天才の頭脳ってどんななのかなぁ?と興味深々なんですが、(頭蓋骨からどこまでわかるかは知りませんが)形とか大きさで何かわかるんですかねぇ。

晩年は寂しい感じだったみたいですね。
当時の評判はどうかわかりませんが、こんな扱いをされてしまうなんて。時代と共に価値観も変わりますから、いろいろなんでしょうが、現代の作曲家もこういう部分ってあるんでしょうね。

改めて、人気商売の厳しさがみえるようでした。
Posted by lonnie at 2006年01月13日 05:53
天才少年としてちやほやしてくれた人たちも、大人になったら扱いが冷たかったり、世間なんてそんなもんなんでしょうね。
音楽家が宮廷や教会に属して仕事する時代にあって、宮仕え向きじゃなかった悲劇って感じですか。就職活動失敗しまくりの人生だったようで。 稼いでもギャンブルで使っちゃいそうな気がしますが。
今の時代も、才能あるのに世間に認められないで苦労してるミュージシャンとか、大ヒット飛ばしても忘れ去られちゃう人とか、結局はもって生まれた運命なのかなぁ。 厳しいのね。

骨に含まれてる成分を分析して、梅毒の治療で水銀軟膏を塗ってたくさい! とか、勝手な憶測をしたりもするようです。プライバシーの侵害ですよねー。
Posted by ドルチェ at 2006年01月14日 00:05
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Tracked: 2006-01-10 19:47
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