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2005年12月13日

ケッヘルとは? (K KV) モーツァルトさま限定

ケッヘルとは、ケッヘル・フェアツァイヒニス の略で(独語)、「モーツァルト作品目録」 のことです。
K466 とか、KV488 ってな感じで書きます。
モーツアルトの作品には、作品番号がつけられていなかったので、ケッヘルさんが、膨大な資料をもとに、全作品を年代順に並べて 番号をつけました。
これが、1862年に出版された 「モーツァルト全作品年代順主題目録」 です。
 ルートヴィヒ・リッター・フォン・ケッヘル(1800−77) オーストリアの音楽研究家、植物学者

作品番号で整理するようになったのは、楽譜出版で収入を得る時代になってからで、それ以前は、作品番号をつける習慣はなかったようです。
だから、バッハや ハイドンも、Op.(オーパス)でなく、みょーな作品番号使うのでーす。
BWV.(ビー・ダブリュー・ブイ)とか、Hob.(ホーボーケン)とかね。

後に新しい資料が発見され、作曲年代がかわったり、偽作や、新しい曲が追加されたりして、改訂されましたが、初代の ケッヒェル番号が、あまりにも定着していたため、現在は、旧番号と、新番号を併記するのが 一般的です。
実際は、古い番号で言うことのが多いような気もしますが。

例えば、「トルコ行進曲」 が終楽章になってる、ピアノソナタ第11番 イ長調は、K331(300i)
ケッヘル331 の新番号は、何だか ドコモの携帯みたいですね!

第3版1937年 アルフレッド・アインシュタイン 改訂
第6版1964年 ギーリング、ヴァインマン、ジーファース 改訂

今回ドルチェが参考にした本が出版された1991年の段階では、第8版が入手できるが、内容はケッヘル第6版と同じ とのことです。
2005年現在どうなってるか、詳しくは 私にはわかりませんが、新番号は K6 (6は右肩に小さく書きます) 番号として かっこの中に併記してあるのがほとんど。
この時点でも、すでに改訂が必要であるという見解のようですし、モーツアルト研究の先生方が、日々研究なさっていることと思いますので、今後も改訂されていくかもしれませんね。

参考文献 & 目録簡略小型版



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posted by ドルチェせんせ at 02:26| Comment(8) | TrackBack(0) | 音楽用語な話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ドルチェさんこんばんは!

モーツァルトのケッヘル番号って他の作曲家の作品番号よりも尊重されてるなーって気がしてました!

輸入盤では「交響曲第○番」「ピアノソナタ第○番」の代わりに「K○○○」としか書いてないものもありますよね(汗)

作品番号…ちょっと苦手だったんですが、ドルチェさんの記事見てたら勉強してみたくなってきました!
いいかげん主要な曲のケッヘル番号くらいは覚えようと思ってます(笑)
Posted by sumito96 at 2005年12月13日 23:18
どうも、こーゆーマニアックな話書くと、視聴率が落ちるようで(笑)、ロンリー浸るんですが、反応してもらえて良かったぁ。

私も、ケッヘル記憶してるの、466と488だけだったりします。Pコンの20番と23番。
元ピアノ専攻の学生ですらこのザマで、第何番かすら忘れていて、楽譜でヒーヒー探すことなんてザラです。(自慢にならない?)
K表記のみ・・・ 数字で覚えるなんて、考えただけで気が狂いそう。
やっぱニックネームのついた曲のが、人気出るのわかるような気がします。
だからこそ、○長調とかの情報が、ありがたかったりするんですけどもね。
あの時も視聴率悪かったっけ。
Posted by ドルチェ at 2005年12月14日 01:37
はじめまして、加藤と申します。

「音楽の友」という雑誌を視覚障害者向けの録音図書に製作しています。
が、音楽関係に特に詳しいわけでなく、用語の読み方で分らないものが多く苦労しています。

今回、R・シュトラウスの作品で「TrV 155」というのが出てきたのですが読み方が分りません。
なんと読むのか教えていただけませんか。
Posted by 加藤由美子 at 2010年04月21日 10:18
ごめんなさい。私も読み方知らないです。
ってか、TrV番号の存在を知らなかった人(^_^;)でーす。知らなくても困らないんだなぁ、これが。
えーと、バッハのBWV(Bach Werke Verzeichnis バッハ 作品 目録)みたいな略語タイプだと、そのまんま頭文字をアルファベットで読んで、
モーツァルトのKV.(Kochel Verzeichnis)みたいに分類した学者さんの名前がついてるタイプのだと、「ケッヘル」番号と、ちゃんと名前をよんであげるのが一般的かと思います。
なので、Trが学者さんの名前の略だとしたら、その名前で言ってあげるのかなぁ? 誰だ?
リヒャルト・シュトラウスだと、ピアノ人よりも管楽器や弦楽器の方に質問したほうがマシな解答が得られる可能性が。いや、TrVなんてのだと、音楽学の人のが詳しそうな気がしないでも。
どなたか詳しい方、見る機会があったら、助けてくださ〜い!!
お役に立てず、すみません。
加藤さんは、素晴らしい活動をなさっているのですね!
馴染みのない分野にまで範囲が及ぶの、本当にご苦労でしょうが、がんばってくださいね。
役に立てそうなことがあれば、また気軽にコメントしてみてください。
私がおバカでも、誰かが助けてくれるかもしれませぬ?!
Posted by ドルチェ at 2010年04月22日 02:20
え〜 お久でありまする。

ちょっと遅いんですが…
ドルチェ姫のために調べました、なんかちょ〜だい(笑
(こんなことを識っていたワケぢやあ〜りませんよ)

まず TrV ですが:
まんま→テー・エール・ファウと読みます
R.STRAUSS研究家フランツ・トランナーによる作品番号です。
T(TrV) = Franz Trenner: "Richard Strauss Werkverzeichnis"(1985/1999)
Werk=Work   Zeichinis=Listの意味ですね。

もう一つR.STRAUSSにはAV番号という分類存在します:
これは→アー・ファウと発音しますね
Eich Hermann Mueller von Asow: "Richard Strauss. Thematisches Verzeichnis."(1959-74)
Thematisches Verzeichnisとは「テーマ別リスト」
アイヒ・ヘルマン・ミューラー・フォンまでは
読めるんですがASOWの読み方、判りまシェ〜ン(うまいね、ど〜も)(爆

すみません、フランス語はペラなんですが(舌
Posted by PINK MOZART at 2010年05月13日 19:06
ハナシは戻るんですが:

あ、そうですか… ドルチェせんせはNr'20/23がお好きなのかな?
kV488は私が唯一全曲弾ける(弾けた、今はもうサビついてます)曲でした。
なんがかんだ言ってもピアノ協奏曲では一番好きだな〜
(次いでSCHUMANN a-mollかな?)
ゆえに私の携帯番号は0488を選びました。
Posted by PINK MOZART at 2010年05月13日 19:50
【上記訂正】

Zeichinis=Listぢやなって(笑
TrVのVはVerzeichnis=ListのVです、失礼。
Posted by PINK MOZART at 2010年05月13日 22:10
PINK MOZARTさん
ぬぉぉぉ!! 素晴らしい調査報告書をありがとうございます!!!
解答なしのページが検索で引っかかったりしたら申し訳ないなぁと、心を痛めていたのです。
やっぱ、ピンモ王子は頼もしい御方だわ〜♪ ぶっちゅ〜ぅ(* ^з(^◇^;)ゲッ…
あら、ご褒美のつもりが拷問だった?(爆)
ですよね。こーゆー学術用みたいな番号まで使わなくても、演奏畑では困る機会がないような。私の周り誰も知らなかったです。
同じフランツくんを差し置いて、これまた別の作曲家さんを研究しちゃった例なのね。トリビアに追加。

えーと、私のバヤイ、協奏曲は、悪趣味でド派手なほどぶらぼー!でして、モー様みたいなのは苦手でございます。邪悪な心が疲れてしまう。(^_^;)
PINK MOZART先生は、多才な方なのですね。副科ピアノまで上手なすごい人って、いるのよねぇ。うらやましす。
シューマンのは、2台ピアノで先生に遊んでいただいた思い出深い曲で、私もとっても好きです。特に終楽章がたまらなく。嬉しいな、好みが合って♪
先生が弾いてくださるオケパートが、もう素晴らしいの何のって、オケパートがつまんねー曲を課題に選ばず、マジで得したと思いました。
せんせの演奏にベタ惚れ状態だったので、自分はボロ雑巾のようになりながらも幸せいっぱい。
出来の悪い末端の学生なんて、この程度のお粗末ぶり。
一番好きなのは、ラフマニノフの3番かなぁ。悪趣味の極致みたいなところが、たまらない(爆)。
Posted by ドルチェ at 2010年05月17日 02:59
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